ENFPの性格特徴 独創的なヒステリー
ENFPの性格特徴を解説
ENFPはとても未来志向で今ある現実よりも、将来おきる可能性を追求します。将来を見通す力があり、重要なことを発見する才能を持ち合わせています。
興味の対象が幅広く、飽くなき好奇心を持ちながら、様々なことに関心をよせます。おもしろいことが大好きで、楽しみの中にも物事がどうしてそうあるのか意味を見出そうとし、可能性はどこにあるのかを探ろうとします。
ENFPは独創的で斬新的なものの考え方をし、新しいアイディアを思いつくと実行したい衝動に駆られます。
そのアイディアは前例や慣習にとらわれず、権威や規則にも左右されません。自分の独自性に自信と誇りをもち、今ある規則を曲げてでも創造的な方法を実行しようとします。
そこでたとえ何かトラブルが起きても、刺激的だと感じ障害など物ともせず不可能なことなどないと信じ余計に張り切ります。
活力にあふれ熱意があり、陽気で親しみやすく、人と一緒にいると元気になります。温かく思いやりがあり、何かあればすぐに友人のもとに駆けつけたいという情熱をもっています。
ENFPの短所
ENFPは主機能であるNeのため、今より未来志向です。そのため思いつくアイディアも、斬新ではありますが実現可能かどうか判断するのは不得意です。
また思いついたアイディアを実行しますが、最後までやり通すことが苦手です。大抵の場合、途中のどこかで飽きて次の新しいことに飛びついていきます。
縛られることが嫌いで、計画を立てるを嫌がります。そのため準備したり、物事の締切を守ったり、手順に従ったりすることができません。
また細々した作業や、地道にコツコツと同じことを繰り返すルーチンワーク、決まりきった仕事に辟易とします。その結果、実務能力に欠けてしまい、あまり組織向きのタイプと言えません。
落ち込んだり疲れたりストレス状態にある場合、思い込みが激しくなってしまう事があります。思い込みが激しくなっているときは思考機能がうまく働きません。
そのため一つの問題を色々な切り口から見たり、批判的に考えたり、意見の賛否両論を分析したりすることができません。
例えば、「肩の重荷は水子の霊がついてる」といった詭弁まがいの話や、「水素水で癌が治る」というような出たら目な科学的根拠を信じたり、相手は悪口を言ったつもりはないのに「この人はすぐ私に悪口を言う」などと感じたりしてふさぎ込みます。
そのため客観的に考えることができず、やや思い込みが激しいときがあると言えます。
ENFPの長所
ENFPはいつも新しい方法を模索しており様々なアイディアを思いつき閃きを重視します。決まりやルールや常識に従うのが苦手で型にとらわれないのでオリジナルあふれるアイディアを生み出します。
独創的な発明や発案、芸術や作品を産むことも多く、一般常識にとらわれず、既存のやり方を打ち破り、新しいものの見方を示すことが得意です。
まだ誰も挑戦したことがないことに挑戦したり、既成事実や常識を打ち破ろうとしたりするとき、大きなリスクや障害が伴います。しかしENFPは邪魔やリスクや障害物があっても負けない力を兼ね備えています。それどころかその過程を楽しむことができます。
普段はあたたかく思いやりがあって、人付き合いもよいです。自由に交流を好み、色々なグループの人とうまく付き合う事ができ誰とでも友情を持つことができます。
不和を嫌い、調和することを好みます。困っている人がいれば一肌脱ぎ助け舟を出そうとするし、人の成長のために役立ちたいと感じています。
ENFPタイプが対人関係で良好な関係を築くためには?
適当にならないこと
事実や細かいことに注意を払わずあまり計画をたてません。むしろ計画は柔軟に変更するものと考えています。
たとえば同じENFP同士が旅行にいってた場合、行き先もろくに決めなかったり、行きたい場所があっても途中で変更したり、宿泊先をまったく予約してなかったり、車にガソリンが入ってなかったり、財布にお金が入ってなかったり、スマホの充電器や下着など何か必要なものを忘れたりします。
また事実や細かいことに注意を払わず不正確で、話が抽象的で曖昧です。
例えばENFPにとって「ちょっと」遅刻するかも知れないというと、その時間は他の人にしてみれば15分くらかいと思うかも知れませんが、ENFPにとっては1~2時間といった具合です。
事実や細かいことに目を向け、計画や準備をして、秩序を重んじるようにしましょう。
身体の触れ合いを大事にする
ENFPは身体のふれあいより気持ちの繋がりを大切にしたいと思っています。どちらかと言えば、身体的な快感や快楽よりも、精神的な繋がりに価値を置いています。
身体の触れ合いを大事にするタイプからすると、不満を抱くことになるでしょう。そのため手を握ったり、ボディタッチしたり、マッサージやセックスなど身体でのコミュニケーションをとるようにしましょう。
感情的に反応しすぎてしまう
人の気持ちや人間関係を大切したり、論理や理屈より人との調和を優先するため客観性に欠ける事があります。
良かれと思って他のタイプから欠点を指摘されると、粗探しされたと思って落ち込んだり、意図を悪い方に捉えてしまったりして悲観的になってしまいます。
感情的になってしまい同じ話をくどくど繰り返したり、物事を個人的に受け止めてしまい必要もないのにクヨクヨ悩んでしまいます。感情的になってしまったときは、いったん冷静になって簡潔に話すよう気をつけましょう。
また調和や人間関係を大事にするのも大切ですが、ときとして断固とした態度をとり対立を恐れず自説を主張したり、自分の気持を正直にうちあけりすることも必要です。
あまり人のことばかり気にせず、批判にイチイチ傷つかず、人の意見に左右されないようなりましょう。感情的になってしまった場合は友達に励ましてもらったり話を聞いてもらったりして、本来の楽観性を取り戻しましょう。
ENFPタイプが今後の成長に向けて注意を払うこと
今を生きる
ENFPはとても未来志向です。好奇心旺盛で可能性ばかりを追っています。
たとえ実現不可能と思われることでも沢山のアイディアを思いつき、論理的に考えて現実的には不可能なことについてでも延々と喋ることができます。
つまり現実を軽視する傾向にあるということです。常に未来について目が向くので、今現在が疎かになってしまっているわけです。そうしたことだから現実や事実や細かいことにはあまり目が向きません。
仕事では重要な手順を省略するのでミスをしたり、社内の決まり事やルールを無視したりします。また生活面が雑になり、よく遅刻したり約束を破ったり、家事や掃除が疎かになったりします。
もっと現実的になって、事実や細かいところにきをつけ、秩序を重んじ整理整頓を心がけ、生産性をあげるように心がけましょう。
また将来のことばかり思い煩わず、あれこれ心配せず、もっとリラックスして現在を楽しみましょう。
責任感をもってやり通す
ENFPはいったん決めると行動が制限されるように思います。だから結論を先延ばしして、他の選択肢を残しておきたいのですが、反対のタイプからすると何時までもグズグズして無責任に思えるのです。
また同じことの繰り返しは退屈であきるし、落ち着きが足りず行き当たりばったりなところがあります。臨機応変に行動したいのが仇となり衝動的で無責任なところがあります。
あまり気を散らさず、周囲の誘惑に抵抗するようにして慎重になって仕事を最後までやりとげましょう。自分の行動が論理的にどのような結果をもたらすかをもっと考慮し、ペースを落とし、もっと一つのことに集中し、物事を成し遂げましょう。
ENFPタイプとのコミュニケーションのとり方は?
続いてあなたが別のタイプで、ENFPタイプとコミュニケーションをとる必要があるなら、下記の事に留意しましょう。
ENFPが嫌悪感を感じたり不満をもつこと
- ルールで縛り付けられること
- アイディアを批判されること
- 細かくガミガミ言われること
- 現実ばかりみて可能性を考慮しないこと
- 新しいことに挑戦しないこと
- 型にとらわれること
- 肉体が危険にさらされること
- 細かいことや順序にこだわりすぎること
- 人の気持ちの繋がりを大事にしない人
- 気持ちや感情を表現されないこと
- 自分の気持ちがわかってもらえないこと
- 対立、争い、不和、不仲
ENFPがされて嬉しいこと
- 計画をたてることよりも気ままに行動すること
- 多くの刺激を一緒に体験すること
- 社交的な活動を一緒に体験すること
- 変化を求めて、無限の可能性について語り合うこと
- 気まぐれを許容してもらえること
- 新しいアイディアや考え方を認めてもらえること
- 親密で強い絆で結ばれたい
- 1日あったことを話してもらえること
- 感情や反応を表現してもらえること
- 感謝や愛情を伝えてもらえること