ENFJの性格特徴 皆に好かれるイエスマン
ENFJの性格特徴を解説
ENFJ型は、コミュニケーションの達人です。人が大好きで人とうまく付き合っていくことを最重要視しており生まれつきその才能に秀でています。
他人の気持ちがよく分かるので、いつも人のことを気づかっており、人を幸せにするための努力を惜しみません。
あたたかく、思いやりがあり、親しみやすく、情け深く、人の欲求や感情に人一倍敏感です。心を開いて分かち合い、人と共通の体験を通じ抵抗なくいろいろな人と繋がりをつくっていきます。
社交的で人付き合いに長け、一対一でも集団でも上手に付き合えます。調和を大切にし道徳的、良心的で責任感が強く組織の一員として誠実でまじめに働きます。
忍耐強さも兼ね備えてますが、自分には厳しく批判しがちな面があります。ところが他人に対しては寛容で、人前で誰かを批判することは滅多にありません。
空気を読むことが得意で、その場に相応しい行動を心得ており、礼儀正しく、社交上手で人からとても好かれます。穏やかで寛容なこのタイプは、周囲の人と強調して円滑な人間関係を築くことができます。
他人のために喜んで人に力を貸し、もてる能力を最大限発揮しようと努力します。そのためENFJは自然と人気者となり周りからの信頼も厚く、いつの間にかリーダーに担ぎ上げられることもあるでしょう。
たいてい話し上手で、感情を表現豊かに伝えることができ、また聞き上手でもあり、人に共感をあらわにして相手を理解していることを示します。
ENFJはやさしい良い上司となるでしょう。人の気持ちがよくわかり、責任を持って相手の世話をしようとします。部下や生徒を伸ばすのがうまく、相手の良いところを見つけようとし、人に愛情を注いで育てようとします。
ENFJの短所
- イヤことは嫌だとハッキリ断れない
- 感情に振り回されやすい
- 自分のことを後回しする
人に対する同情心が強く周囲と協調して暮らしていきたいという願望あるため、人の顔色をうかがって対立や闘争を避けようとしがちです。
「人から嫌われたらどうしよう」と心配からか相手の悪い部分を批判できないし、感情を傷つけまいとするあまり、イヤなことを素直に嫌だとハッキリ断ることができません。
ENFJは感受性が豊かでとても繊細です。ちょっとでも人から批判されると傷つきます。感受性が強いため何事も個人的なこととして捉えるため、客観性や合理性にかけるところがあり、感情的な判断をしてしまう傾向にあります。
理想的な人間関係を追い求める傾向にあり、人に「こうあってほしい」という期待しすぎて幻滅することもあります。失意が重なると、自分は感謝されてない、評価されてないと感じて引きこもってしまいます。
感情に振り回されそうになったときは、一歩身を引いて事態を客観的に見るようにしましょう。
人を幸せにしたいという強い気持ちから、ついつい自分の幸せを後回しにしてしまいます。人に同情したり感情移入したりして、人が抱える問題に深入りをして干渉しすぎてしまいます。
ときには、それだけのエネルギーと時間を注ぐ価値のないものにまで関わりすぎてしまいます。自分より相手の感情を優先し、付き合いのためなら自分の本音の気持ちすら曲げることがあります。
ENFJの長所
- 人の幸せを誰よりも願う
- 人から好かれる
- コミュニケーションの達人
ENFJは人が幸せな人生を送る手助けをしたいと思っています。これこそが直感(N)と情緒(F)の大きな特徴の一つで、直感(N)は既存のパターンを改善したい、可能性の幅を広げるという機能で、情緒(F)は、人の感情を汲み取って共感しあうという機能です。
そのため、人が悩んだり苦しんだりしていると、その人の悩みや苦しみを理解し共感し(F)、その人の辛い現状を改善しようと努力します(N)。
その人が人生をより良いものに感じられるように手助けするという強い信念が備わっています。
そもそも人間が好きで、人への思いやりがあり、寛容であたたかく、人付き合いを大切にするため嫌われようがありません。そして何より人の気持ちがよくわかり、調和を大事にするため、自然と周りの人から好かれ人気者になっていることでしょう。
外向的(E)なので活発で陽気。聞き上手で話し上手。人の扱いがうまく、機転が利き、場の空気を読むのが非常にうまいです。常に周りに気を配り、人の感情や欲求に人一倍敏感なので、言われなくても相手の要求することを察することができます。
ENFJタイプが対人関係で良好な関係を築くためには?
感情を抑える
ENFJは感情を重視するあまり、論理的に考えが及ばないことがあります。
たとえば、職場で仲が良い人が不正をしていることを知ったとき、その人と対立を避けようとするあまり見てみぬふりをします。相手の気持ちを傷つまいとするあまり、厳しく注意したり批判したりすることができません。
とても繊細なので、建設的な批判や忠告であっても傷ついてしまい素直に受け止めることができず自分の殻に閉じこもってしまいます。
あまり感情的になり過ぎず、批判や忠告を建設的な意見として受け止め、今後の成長の材料となるように役立てましょう。
人付き合いだけが全てじゃない
ENFJは人間関係を最も重視します。相手を喜ばしたい理解したい調和のある理想的な関係を築いていきたいと思ってます。ところが反対に人付き合いにさほど価値を感じない真逆のタイプもいます。
彼らは知識や仕事、感情より論理を重視しています。そのためENFJにとって彼らは非常に冷淡な人間だと思ってしまい自分の殻に閉じこもってしまうことがあります。
ENFJとは真逆のタイプもいるということを理解をしましょう。
感情を表現しない人もいる
ENFJは感謝されたり認められたり愛されたり、より良い人間関係を築くことをとても価値ある大事なことだと思ってます。そしてそれを言葉や態度で表現してほしいと思ってます。
人を喜ばせようとするあまり、自分が心穏やかに対処できる限度をこえて、ストレスを溜め込んでしまい疲れてしまいます。おまけに「これだけやったのに感謝してもらえない」と僻みやすい傾向にあるようです。
そんなことを知らない反対の内向的なタイプ(I)や、思考機能が強いタイプ(T)は気持ちを表現することは滅多にありません。そのため、反対のタイプの人が何を考えてる分からずイライラしたり不満を持ったりすることもあるでしょう。
そういう人もいるのだと理解することで心が軽くなると思います。
ENFJタイプとのコミュニケーションのとり方は?
続いてあなたが別のタイプで、ENFJタイプとコミュニケーションをとる必要があるなら、下記の事に留意しましょう。
ENFJが嫌悪感を感じたり不満をもつこと
- 調和を乱す人
- 話を聞いてもらえないこと
- ぶっきらぼうで無神経な人
- 批判されること
- 非現実的な点や非論理的な点を指摘されること
- 不誠実にされること
- 変化を拒絶されること
- 冷淡にされること
- 競争や対立、出世争い
ENFJがされて嬉しいこと
- 感謝されること
- 認められること
- 褒められること
- 尊重されること
- 愛されること
- 二人の時間を大切にしてもらえること
- 社交につきあってもらうこと
- 感じていること、気持ちを喋ってもらえること
- 労ってもらえること